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令和7年度 第2回RIC講演会

講演
「北海道における流域治水のあり方を考える」
講師
中津川 誠 教授
室蘭工業大学大学院 土木工学ユニット

講演概要

 気候変動に伴い激甚化・頻発化する水災害に対し、流域のあらゆる関係者が協働して水災害に取り組む流域治水が全国的に導入されている。本講演では中津川教授から、自らが委員長として取り組まれた「北海道地方における流域治水のあり方検討会」での議論・成果や気候変動等を踏まえた河川整備計画への反映状況等についてわかりやすく解説するとともに、今後、流域治水を社会実装する上での課題や対策の方向性・ヒントについて、知見を交えて紹介されました。  質疑応答では、気候変動に伴う短時間降雨強度の増加による地下浸水対策の重要性や、人口減少・将来の農業等を踏まえた議論、北海道らしい空間を活用した対策等について質問があり、これまでの議論経過や知見・経験等を基に、ご説明いただきました。


開催日
令和 7 年 9月 24日(水) 15:00~17:00
会  場
ホテル札幌ガーデンパレス 2F
聴講者
来場 160名