- 講演
- 「河川が作る地形の数々 -外力増大時の防災を考える場合 知っておきたいこと」
- 講師
- 講師 渡 邊 康 玄 氏
北見工業大学工学部教授
講演概要
気候変動等により水害が激甚化、頻発化する中で、その対応策として流域全体で考える「流域治水」の取組が進められてきている。本講演では、渡邊康玄教授から、流域での対策を考える上で重要なヒントとなるのが「流域の地形とその成り立ちを読み解く」ことであり、それらの地形を作ったのが河川であることを図や写真等を用いてわかりやすく解説されたほか、iRICによる数値計算例なども示して、河川がダイナミックに変化する様子なども説明されました。
質疑応答では、流量増大に対応するための河川改修(河道掘削等)の進め方や留意点などについて質問があり、検討段階での結果やこれまでの経験等を基に、ご説明いただきました。