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平成30年度 第1回RIC講演会
「新たなステージを迎えた治水対策の動き~気候変動を考慮した洪水リスクの評価について」

講演
「新たなステージを迎えた治水対策の動き ~気候変動を考慮した洪水リスクの評価について」
講師
中津川 誠 氏  室蘭工業大学大学院 工学研究科 教授

講演概要

 本講演では、平成28年8月洪水の特徴、豪雨災害への対応として設立した「水防災対策検討委員会」の結果を紹介いただきました。次に、「北海道地方における気候変動予測(水分野)技術検討委員会」において検討した気候変動予測モデルを用いた将来降雨予測とリスク評価の検討結果及び気候変動の適応策の先進事例としてオランダでの取り組みを紹介いただきました。さらに、温暖化対策の適応策として既存ダムの機能向上や都市部を流れる豊平川の危機管理対策の必要性について提案いただきました。
 質疑応答では、札内川ダム流域における標高の高い箇所の降雨量の把握、気候変動下における統計処理について質問があり、これまでの研究を基に、ご説明いただきました。

開催日
平成30年6月22日(金) 15:30~17:10
会  場
ポールスター札幌 2F ポールスターホール
聴講者数
230名