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平成24年度 第4回RIC講演会

講演主旨

 「東日本大震災の経験は、わが国の「かたち」を変えるものである(国土交通白書)。  わが国は、これまで幾多の大災害を乗り越えてきたが、今なお地震・洪水・土砂災害は社会・経済に大きな被害を与えている。東日本大震災を受けて、法的整備により復旧・復興対策の新たな取り組みが進められているが、安全を国土、地域、生活のあらゆる場面・状況で捉える「安全の内部化」が必要である。   一方、社会資本の老朽化が大きな課題となり、長寿命化の取り組みが不可欠となるなど、河川管理の難しさが浮き出て来た。   これらの課題について、関克己前国土交通省水管理・国土保全局長から、新たなフロンティアに向け講演をいただきました。   また、東日本大震災時の避難の課題と復興まちづくりについて、現地で対応されている松尾一郎CeMI環境・防災研究所副所長から実態の報告をしていただきました。

講演内容

講師
関克己氏/前国土交通省水管理・国土保全局長、京都大学客員教授
演題
新たな国土保全・河川管理のフロンティアに向けて
講師
松尾一郎氏/NPO法人CeMI環境・防災研究所副所長
演題
東日本大震災時の津波避難の課題と減災社会システムの形成
~主体別防災行動調査と復興まちづくり支援から見えること~

 *会場の参加者と「安全の内部化」の具体的イメージ、災害時における住民の避難意識をどのように高めるか、情報伝達の手段などについて活発な意見交換がされました。

開催日
平成24年12月19日(水)14:30~17:30
会  場
KKRホテル札幌 5階丹頂
講者数
約160名