講演会の目的
近年、地震、台風、集中豪雨等の自然災害が頻発するとともに、交通分野における事故や安全上のトラブルが多発し、海外では公共交通機関を標的としたテロ事件が発生するなど、国民の安全・安心を脅かす自然災害の発生件数、事故、事件が増加しています。
今回の講演会は、安全・安心な社会の確立に向けた日本の危機管理について、講演・総合討議を通して、我が国の特性に合った危機管理に関する知識を得ることを目的として開催しました。
- 開催日
- 平成20年3月14日(金) 14:00~17:30
- 会 場
- ホテルニューオータニ札幌
(札幌市中央区北2条西1丁目 TEL011-222-1111) - 参加者
- 約200名
- プログラム
-
13:30 開場
14:00 開会
開会挨拶 当センター理事長 吉田 義一
14:05【基調講演】
16:30 【総合討論(パネルディスカッション)】
17:00 閉会
■内容
【基調講演】
「1.中央機関としての危機管理」 講師:前防衛省官房長 西川徹矢 氏
「2.危機管理と地理空間情報の活用」 講師:前国土地理院長 藤本貴也 氏
「3.わが国の災害特性と危機管理」 講師:前国土交通省技監 清治真人 氏
【総合討論(パネルディスカッション)】
※講師に加え以下の3名も加わり討論を行いました。
北海道開発局長 鈴木英一 氏
北海道網走土木現業所長 野坂俊夫 氏
(財)北海道河川防災研究センター 吉田義一
【総合討議】
総合討議では、中央機関、地方機関、地方自治体等、各々の立場から危機管理に関する留意事項・手順、連携促進について、「事件、事故、災害」、「国、地方、現地」、「政治、行政、住民」などの多角的な視点から討議していただきました。